週刊 多事走論 バックナンバー 2005年5,6月合併号
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2005年 5月 1st Week
HDDクラッシュ&旅中につきお休みです。

以上、今週の多事走論でした。  管理人:ぐっさん。
2005年 5月 2nd Week
HDDクラッシュ&ネタ切れにつきお休みです。

以上、今週の多事走論でした。  管理人:ぐっさん。
2005年 5月 3rd Week
2005年5月22日 会津・喜多方 1泊2日の輪行ツーリング

 HDDクラッシュのままでしたが、後追いで多事走論です。

1日目 下今市−東武鬼怒川線→新藤原−東武会津鬼怒川線→会津高原
5/22(土) 宇都宮→今市
会津高原→大内宿→会津若松→喜多方
127.81km
 サイクルショップカントウ企画のツーリングだ。今市から東武線で輪行して会津高原へ向かい、そこから会津若松・喜多方へ下る旅だ。昨夜は早めに寝れたので、スッキリ目覚めて出発。いつもの装備からどこまではぎ取るかが見物だったが、結局フロントバッグ1個とリアキャリアの上にザック1つ。ファーストエイドやら工具やらお風呂セットやら着替えやら持って行き、サイクルステレオシステムも装備。今市までの日光街道のダラダラした上り坂を走っていく。こう見えて標高300m近く登っているそうだ。出発をぐずっていたら時間が無くなり、結構ハードに飛ばしていく。
 35km走り切って下今市駅に到着。早速、ばらしを開始する。ロードに乗ったコルナさんがやってきた。1泊2日なのに軽装だ。しかも、彼は元々 かなり速い。ほかの遅そうなメンバーに期待だ。店主も来た。同じく軽装でロードだ。この前、弓張り峠でぶっちぎられたかわむらさんも来た。同じく軽装なロードだ。メンバーは以上。やばい。やばすぎる。荷物の重さ、自転車の重さ、お腹の重さ、タイヤの太さ、俺の自慢の貧脚 もはや不利な条件はそろいまくった。輪行も30分程度かけて完了。コルナさんの持っている輪行パッドに興味津々だ。確かに俺の旅で輪行だけは10年進化のあとが見られない。反省だ。
今回はこんな出で立ちで・・・
 電車は半端じゃなく混んでいた。こんなローカル線が何故!?中高年ハイキングの集団が大量に乗っている。自転車をのせるのも一苦労だ。みんな鬼怒川温泉で一気に降りていった。温泉に行くスタイルにしてはスポーティーだ。若干、謎でもある。
 ローカルな列車に揺られて、登りを頑張っている雰囲気を応援しつつ、会津高原に着く。新緑が気持ちいい。天気も最高。また日焼けしそうだ。快走の下りが始まった。予定では会津若松まで下りだ。右に那須連峰を眺めながらの走りが心地よい。まだまだ雪の残る山だ。2時間ほど走ったところで、那須連峰を見ながら蕎麦で昼食だ。ざる蕎麦がうまいと思えるほどの暑さだが雪の残る山を眺めている不思議な気持ちでもある。

那須連峰(福島県側)の眺め
 昼食後は、容赦ない上り坂へのトライとなった。会津ヒルクライムコース逆走。つまりダウンヒルなのだが、最初は容赦なく登っていく。やはり、ウェイトとタイヤが利いてしまい、登りはあっさりとちぎられてしまう。まあ、それでも喜多方まで行くだけのことを考えれば余裕はあるので自分のペースで登っていく。明日のヒルクライムに参戦する人と登りながら話して大内宿まで登り切った。
 かなり大きい駐車場にいっぱいの車。中には明日のヒルクラに出場する人もあり自転車が上に積んである。自転車でここまで来た人も多数居た。
 やはり、ガツガツした感じのロードよりはしっとりとしたランドナーの方が古い日本の景色には似合う。テーマパークのような古い街並み。所々に流れるわき水。山ぶどうソフトクリーム。なかなか感じのいい観光地である。

大内宿とランドナー
 大内宿からさらに一山登って会津ヒルクライム大会のゴールの氷玉峠を越えて、会津若松へのダウンヒルだ。ていうか、下り基調のツーリングと聞いていたがスタート地点より標高が高い。思えば本格的なヒルクライムになってしまっていたようだ。
 その高さという貯金を楽しむべく思いっきり飛ばしたいところだが進行方向に平行に溝が切ってある。タイヤを取られて安定できない。だが、視界には会津盆地のパノラマと向こうの雪山が見える。でも俺は半袖だ。かなり気持ちの良い下り坂だ。これこそ峠の醍醐味である。上半身が疲れてしまうほどの下り坂を終えて、会津高田を抜ける。
 会津若松までの道を若干迷いそうになりながら鶴ヶ城に到着。城自体は真夜中のドライブやら外人さんとの旅行などで何度となく来ているので、新型ランドナーと日本の城という絵を楽しむのみで終わりにした。うまく絵に両方を収めるのに苦労したが、こんなもんかと。城とランドナーという絵は、なかなか合うかと思ったが、大内宿のようにこぢんまりした日本の風景の方が合うようだ。

会津若松 鶴ヶ城とランドナー
 会津若松市内の走行中、周囲の状況やBGMやコルナさんや店主やかわむらさんの走りや空腹や向こうの山々以上に気になることがあった。メーターに集中して、走る。喜多方へ向かう国道の途中でついに、メーターがその数字を指した。ランドナー初代からの積算走行距離 33333km達成だ。30000kmは通勤シーンで迎えたが、この瞬間はツーリングシーンで迎えることができた。そのことも33333kmという節目であることも喜びである。次は40000kmを目指したい。
 喜多方市街地直前のコンビニに休憩に立ち寄った時点で、今日の走行距離も120kmを超えてきた。完全にハードな走りになってしまったようだ。ランドナーでこんなに走り込んだのも久しぶりな感じがする。こんな健脚メンバーの中でよく走り抜いたもんだと自分でも驚いてしまう。

祝 積算距離:33333km達成!!
 喜多方で駅を探してさまよう。向こうに踏切が見えてきた。踏切の手前で右折すれば駅があるはずだ。そして駅の近くに宿があるはずだ。と思ったら、右折しようとした角に予約していた宿があった。アットホームな雰囲気の宿で、自転車置き場として屋根とシャッター完備のガレージを貸してもらえた。サイクリストのためにあるような宿だ。
 かなりボリュームのある夕食を食べて、自転車や旅について語り合い、せっかくなので夜食に喜多方ラーメンを食いに行く。朝は早くから営業しているが、夜はさっさと閉める店も多いようだが、タクシーの運転手も宿の主人もおすすめの来夢へ行く。麺がしっかりしていてとろけるようなチャーシューがうまい。スープもあっさりしつつもしっかりとしている醤油味だ。
 これで明日も頑張れそうだ。

2日目 喜多方→会津高田、藤原→今市→宇都宮 114.15km
5/23(日) 南若松−会津鉄道→会津田島−東武会津線・会津鬼怒川線→上三依塩原
 旅館独特の豪華な朝飯を食って、満腹状態で出発する。すっかりお世話になった みとや旅館を出て、蔵の街を自転車で散策する。造り酒屋はまだ開いていないが、確かに朝っぱらから営業してる喜多方ラーメン屋もあるが、街は人も車もまばらだし、店に客が居る様子もない。普通に夜遅くまで営業すればいいのに・・・とすら思ってしまうものがある。
 煉瓦蔵で地酒とラーメン煎餅を買いに立ち寄る。赤麹で発酵したどぶろくが何ともいえずうまい。うっすらとピンクがかっていて、見た目は女性向けだ。もう1本は大吟醸を買って自宅に発送する。ラーメン煎餅だけは、荷物の上に下げて走る。煉瓦蔵も立派な物で風情満点だ。
 買い物で若干時間がおしてしまったが、20km弱ならいけるだろう。しかし、いつまで経っても着かない。田舎道を30〜35km/hのばりばりのロードレーサーのスピードで駆け抜ける。しかし、走れども走れども着かない。ランドナーなのによく食らいついていけてるなぁと思うほどの走りだが、結局スタートには間に合わず、全員出走した後だった。参加されたPinaguchiさんの車にメッセージカードを残し撤収。
 南若松駅へ行き電車に乗りに行く。とりあえず、今日の福島県の走りは終了だ。30分ほどですんなりとバラし終えて、野口英世を表に模した電車に乗り込む。電車の中でビールを飲みながら、自転車同様上り坂で頑張ってるディーゼル列車を応援する。高さというサイクリストとしての財産を金で買っているのかと思うと電車まじ頑張れ という感じである。

喜多方 煉瓦蔵
 走ってきた道を車窓に眺めながら進み、車窓から川の流れと大きな岩を眺める。そうこうしているうちに上三依塩原に到着。少し変わった形の切符を記念にもらい、駅前で自転車を組み直す。さっきのビールもきいて少し眠い。いやかなり眠い。若干、はかどらない。
 ここからは、ひたすら宇都宮まで下り…のはずだ。35km/hぐらいで快走していく。三依の蕎麦屋で休憩だ。蕎麦も薬味の芥子の佃煮もおいしい。店を出る頃には、若干雲行きもあやしくなってきた。逃げ切れるのか。左側に鬼怒川の清流を眺めつつ気持ちよく下っていく。
 しかし、川治温泉の前後でアップダウンがやや激しくなってきた。そろそろ蓄積疲労とメンバーの速さに苦しくなってきた。BGMのボリュームを上げて何とかテンションをあげて付いていく。
 川治温泉から鬼怒川温泉を抜けて、今市まで走ったところでかわむらさんは帰宅。店主とコルナさんと俺となる。容赦ない高速な走りになってきた。食らいついていくのに精一杯な状況だ。かわむらさんから教わった文挾から森林公園の入り口に直通する下りオンリーの快走ルートを走っていく。ほんとに気持ちの良い下りで、車もほとんどいない。いつもの日光街道だと渋滞が酷くて自分の走りができないだけに新発見だ。
 森林公園を越えたあたりで、いよいよ雨が降ってきた。逃げ切るべく、相変わらず飛ばしていく。家に帰るまでがツーリングだと言わんばかりの必死さだ。何とか自宅に逃げ切った。2日間で240kmという、俺にしてはハードな走りになったがかなり楽しめた。

会津鉄道の切符 (渋い・・・)


以上、今週の多事走論でした。  管理人:ぐっさん。
2005年 5月 4th Week
HDDクラッシュ&ネタ切れにつきお休みです。
ヨドバシでHDD買ってきたぞ〜! でもチャリ乗ってないぞ〜!

以上、今週の多事走論でした。  管理人:ぐっさん。
2005年 6月 1st Week
2005年 6月5日 霞ヶ浦サイクリング大会 参戦

 またまた久しぶりになりますが、多事走論です。今週は、霞ヶ浦サイクリング大会に参加してきました。リベルタスクラブに乗っかってのイベント参加。また、多少無理をして行くことになるのだが、よりによって俺が幹事で前夜は飲み会。よく飲んでよく寝てよく走る。それが俺のモットーとは言え、リベルタスクラブも速い人はかなり速いし足を引っ張りがちになりかねない。そんなことも多少忘れて最近少し上がってきた酒力を生かして飲む。
 睡眠時間3時間で奇跡の自然起床で目覚めた。飲み会に行く前から準備は完了しており、レーパンを着て出発。サイクルショップカントウに集合し、いつものように車を連ねて土浦へ向かっていく。眠気をコーヒーとガムで誤魔化しながら進んでいき、7時過ぎには土浦に到着。狭い駐車場に泥だらけの足下。何故か俺の車の下だけぬかるんでいる。出走準備もはかどらない。
 検車も済ませていよいよ出発するだけだ。チームにはやや勘違いされ気味だが、モールトンやMTBに初心者を含むのんびり組とは反して、爆速組に付いて行くことになってしまった。第1チェックポイントまでは必死な走りが続く。徐々に前との間隔が空いていく・・・。何とか第1チェックポイントに到着したが、その後はついて行く体力は無かった。昨夜のアルコール燃料も不発に終わった。


第1チェックポイント付近
バードウォッチャーズスポットからの湿原の眺めとGIANT FCR ZERO(改)

 第1チェックポイントから先は諦めモードでのんびりとサイクリングを楽しむ。ほかのランナーと雑談しつつ、ラジコンボートのレースを観戦したりしつつ湖沿いの走りを満喫する。やはり一人では退屈だ。浜名湖ほど混んでないので話し相手も居ない。玉造の道の駅でリベルタスクラブのんびり組を待つことにした。


霞ヶ浦沿いで開催のラジコンボートレース 出走待ちの船達とGIANT FCR ZERO(改)

 40分近い休憩の後に、リベルタスクラブのんびり組は到着した。ここでもちぎられないことを願いつつ、むらさきいもアイスを食べて出発。ここからは、ペースは大幅にダウン。先頭を引いてあげたが25km/hでも速すぎるようだ。すぐに第2チェックポイントに到着。去年はここでバナナを食いそびれたのでハンガーノックで足が止まってしまった。今年は反省を生かしてしっかり補給。
 第2チェックポイントから先は5番手を走る。ふと俺のポジションが気になった。KHS F20Rの父とMTBに乗った中学生の女の子に走行順からすると引いてもらっている状態になっている。これは、仮にも爆速組としてスタートしてるサイクリスト歴11年目のロードレーサー乗りの成人男子として道徳的にあるまじき行為だ。ということで、前に出た。いろんな意味で不発であったが、不満はない。
 いよいよ、最後のどら焼き屋に立ち寄って、土産を買ってゴールを目指す。どら焼きも甘さ控えめで種類もいっぱいあって選ぶ楽しさも十分にありでいい。いよいよゴールももう近い。去年は雨の中の走りできつかったが、今年は足も完売していない。余裕を持ってゴール。

 やはり、たまには人と一緒に走るのもいいもんだ。晴れた週末に乾杯。


ゴール!!


以上、今週の多事走論でした。  管理人:ぐっさん。
2005年 6月 2nd Week
2005年6月12日 バーテープ交換

 GWツーリングの課題を少しでもつぶして、サイクルマラソン出場に備えたい。まずは、BRKTのポジションが悪く握れないというところだ。指2本がBRKTの下に収まらず握れないのだ。そこでポジションを修正する。左のBRKTが若干内側を向いていて、これもフィーリングの悪化を招いている。バーテープも早くも剥けてきている。ということで、BRKT位置のチューニングとテープ巻きを実施。

Before

After

バーテープを巻く時点でポジションというものにこだわる。もはや無駄を無理してカバーできる年代ではなくなったようだが緻密にやっていかねばならない。そう感じさせられたGWのフィードバックである。

以上、今週の多事走論でした。  管理人:ぐっさん。
2005年6月 3rd Week
2005年6月19日 休刊

すいません。今週は乗ってもいじってもいません。忙しすぎる…。
2005年6月 4th Week
2005年6月26日 サイクルマラソン40km

サイクルショップカントウのイベントに参戦しようと意気込んだが、出張先で食べた何かが大当たりして激しく腹痛で回復せず出走取りやめです・・・。正露丸飲んでも治らないなんて・・・。

以上、今週の多事走論でした。  あまりに内容が薄いので2ヶ月合併号でお送りしました。

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