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2005年 9月 1st Week | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
2005年9月4日 笠間センチュリーラン参戦 ツーリングから2週間後、まだまだ自転車に飽きてきた状況から抜けきらないまま笠間を迎え撃つ。結局の所ツーリング車ばかり乗っていたので霞ヶ浦以来ひさびさのロードだ。笠間と再来週の浜松に突撃するマシンGIANT FCR ZERO改はSTIレバー以外はアルテ化し、3速×10速として、タイヤも700×28C→700×23Cに変更し走りを大幅に強化。(マシンだけは・・・) 気合い十分で眠りについた・・・。しかし、ケータイ目覚ましの設定を間違えていた。平日しか鳴らない設定だ。妙にスッキリと目覚めた。寝不足のはずがおかしい。外は非常に明るい。そう、寝坊である。6:30〜7:30の間に受付なのにもかかわらず、6:30時点でまだ宇都宮の自宅だ。あわてて出発する。昨夜のうちに致命的にならないよう荷物はすべてPRELUDEに積み込み完了している。エンジンをかけて出発。国道123号を飛ばしまくる。そして県道1号も飛ばしまくる。そして7:27会場入り。7:30ギリギリで受け付けと検車完了。 朝っぱらからバタバタしたが無事参戦。まずはリベルタスの中では最後尾組を引き離してコンビニで朝食を食う。それだけを目指して爆速組に食らいついていく・・・。が、俺の走りが全くさえない。なじめない新しいギア比、何故かずれてるライディングポジション、キレのない体、エネルギー不足も感じる。国道50号を終わる間もなく爆速組にちぎられた。霞ヶ浦より酷い状態である。それでも35km/hぐらいで走り続けたので多少は余裕があるだろう。コンビニに立ち寄り、甘いモノで簡単に飯を済ませる。すると最後尾組も追いついてきた。意外と早かったが補給完了。 しばらく一緒に走りパンク修理に付き合いスペアチューブも貸したりしつつ走っていくが、再来週を見越した走りとしては25km/h以下と物足りない。ここは俺のペースにすべく前に出る。しかし焦れば焦るほど疲労がたまっていく。もはやロードレーサーとしての機能を果たせていない。サドルの前側のせり上がりヶ気になる。踏む力が駆動力になっていない感がある。今さらこんなことに悩むとは思わなかったが、気になるところは今回の走りで修正する。自転車を止めてサドルの角度を換えてみる。 多少はポジションが前乗りになったので走りにキレが戻りつつある。まだまだ物足りない感じはあるが…。相変わらず苦悩は続く。そして猛暑と横風にやられつつ進んでいく。ボトルの水も生ぬるいし、汗で抜けたミネラルを補給すべくコンビニに寄る。アクエリアスで補い、また仲間に追いつかれて一緒に走る。というより、しばらくは道も狭く車も多いため抜きどころもない。ほぼ中間地点の第1チェックポイントまで一緒に走る。しかし今回は物足りなさより、俺の足が動いていかない。 第1チェックポイントで水を補給しバナナを食って糖分を得て多少は生き返った。ライディングポジションに物足りなさを感じつつも少し快調に走り始める。第1チェックポイントである50km過ぎからは笠間センチュリーランの特徴でもある延々と続くアップダウン攻勢が始まる。ここは俺のペースで再来週を見越してきっちり全力出し切って走りたい。再びちぎって走っていく。相変わらずライディングポジションが物足りない感じで走りが伸びない。レーパンの下のトランクスがやや小さめで抵抗として働き始める。サドルによる圧迫感、足の裏の痛み・・・。何かがかみ合っていない。しかしながら、一部の人にはかなわないものの、上り坂の走りではほとんどの参加者を上回るパフォーマンスを見せる。やはり北海道マゾツーリング効果だろうか。そこだけはショボかった今回の走りで唯一光るところである。しかし、もう少しギアを使いこなす必要はある。課題も何となく見えてきた。 最後の山場の手前で休憩しつつ、ポジションアンマッチの原因を考えてみる。サドルに股間を圧迫され、足の裏が点踏みになって痛みがたまる、これはもしかしてサドルが高すぎるのでは?ということで3mm程度下げてみた。結構、気合いの入った峠で今回から投入のインナーギアを使い…と思ったら割と大した峠でもなく、去年同様センターでも上れてしまいそうな雰囲気だった。やはり再来週の天竜スーパー林道でしか使わなさそうだ。 国道50号に戻ると、新ポジションが意外とマッチしているのか走りがよくなってきた。やはりリベルタスの爆速組にはまだまだ及ばないものの、行きよりは楽になってきたようだ。最後の芸術の丘もあっさりと登り切り90kmコースを完走。 寝坊に始まり、「今さら」のポジション修正に苦戦しつつも手応えをつかんで笠間センチュリーラン(ハーフセンチュリー)は終わった。何とか筋肉を寝かさないように2週間足を動かして浜松2連戦を迎えたい。笠間センチュリーランの模様について詳しくはサイクルショップカントウHPで(←怠けすぎコメント)。 以上、今週の多事走論でした。 管理人:ぐっさん。 |
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2005年 9月 2nd Week | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
2005年9月11日 サドル交換・ポジションあわせ&走行検証 やはり、笠間でも今までの最大の課題は顕在化した。尿道が圧迫されて股間の感覚がなくなってしまう危険な症状だ。もはや、「男やめますか? それとも自転車やめますか?」と問いかけられているとしか思えない状況になってきた(それは言い過ぎだ)。冗談はさておき俺の走りを大きく阻害している要因でもある。 ペダリング時の股間の圧力を考える。ペダリングのアクションで骨盤が左右に揺れる際に、サドルが太く平らなために股関節がサドル上で揺れておらず、サドルの端から面にかけて圧迫しているように思える。ということはサドルを細くして骨盤がサドルの上でスムーズに揺れるようにすることが一つの解決策だ。ただ、そうするとサドルの左右に寄っていた圧力は中央に集まってしまう。そこで、中央の圧力に対してゲルや穴で吸収して対応する。穴の開いているサドルであればその部分の血管は血流を確保できるので股間が麻痺する症状は回避できるのでは・・・。と自分なりの理論を確立して店に行ってみる。 俺の理想にあったサドルが見つかった。サンマルコ アローヘッドゲルアラウンド。サドルの前部は細く、サドルの上面はゲルで満たされている。そして真ん中には血流を確保するための穴が開いている。これだ。早速発注して週末を待つ。 土曜日にGIANT FCR ZEROに装着する。悩めば悩むほど前傾、前乗りポジションになってくる。しかしサドルの傾斜の延長がハンドルの下を向いていないと、体が上に反り返った形になって力が入らない。見た目がツーリストの俺らしくもなくレーシーな感じになってしまったが、これ以外に良いポジションはない。何とか日曜日に走りを検証してみる。ポジションを見る限り上半身の負担が懸案という感じである。 日曜日、決して天気は良いとはいえないが夕方までもつと気象庁は言っている。北海道で12連勝を記録したの晴れ男の俺の運を信じて走り出す。自分でも「今までのFCR ZEROは何だったんだ」と思うほどペダリングがスムーズになった。追い風とはいえようやくロードらしい軽快な走りとなった。20kmも走れば股間は感覚がなくなって1分程度のダンシングをしないと血流が確保されない状態だった今までとは違い、どこまで走っても股間の感覚は無事だ。追い風なのでケイデンスを100程度まであげて35km/hで巡航する。とにかく高回転が長時間維持できなかった今までとは大きく違うパフォーマンスだ。こんなペースで1時間走り続けたところで、鬼怒川沿いの道はいったん途絶えたので引き返す。 天気予報より3時間も前倒しで雨が降ってきた。渾身の力で漕いで帰る。行きが追い風なので当然帰りは向かい風である。苦しめられるが、新しいサドルとパーツで走りは比較的快調である。そして宇都宮の自宅に戻ってみたが、やはり「快適」の一言につきる。前傾姿勢で乗る人にはおすすめのサドルだ。 以上、今週の多事走論でした。 管理人:ぐっさん。 |
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2005年 9月 3rd Week | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
2005年 9月16,17,18日 天竜川・浜名湖ツーデイズサイクリングチャレンジ220km
参戦。
1日目 北遠レギュラーコース 149.9km
2日目 浜名湖レギュラーコース 89.0km
以上、今週の多事走論でした。 管理人:ぐっさん。 |